臨床心理士


臨床心理士とは
臨床心理士は、心の健康に関する幅広い悩みに対応する心理支援の専門職です。
ストレスや不安、人間関係のトラブル、トラウマなど、さまざまな心の課題に対し、科学的根拠に基づいた方法で援助を行います。
日本における資格認定は公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が担っており、大学院での専門的な教育と実習を経た上で、資格試験に合格する必要があります。職能団体として一般社団法人日本臨床心理士会や各都道府県の臨床心理士会があります。
活動の場は、病院やクリニックでの医療領域、学校や教育センター等の教育領域、児童相談所や障害者支援施設等の福祉領域、企業や外部EAP等の産業領域、家庭裁判所や更生保護施設等の司法・矯正領域と多岐にわたり、人々の心理的な安定と成長を支えます。
臨床心理士の活動内容
臨床心理士が行う業務は非常に幅広く、状況よって内容が異なります。代表的な活動には次のようなものがあります。
臨床心理査定:心理検査や面談、観察を行い、性格傾向や認知機能、発達の状態などを評価し、支援方針を立てます。
臨床心理面接(カウンセリング):相談者が抱える悩みや感情を整理し、解決や軽減に向けた支援を行います。
臨床心理的地域援助:医師、看護師、ソーシャルワーカー、教員などと連携し、コンサルテーションや包括的なケアを提供します。
調査・研究:臨床心理に関する研究や調査を行います。
このように、臨床心理士は心理学の理論と技法を活用しながら、多角的な支援を行う職業です。
臨床心理士によるカウンセリングの特徴
臨床心理士が行うカウンセリングは、相談者の状況や目的に応じて心理療法を行います。
臨床心理士のカウンセリングには、次のような特徴があります。
安心できる空間:守秘義務のもと、落ち着いて話せる環境を用意します。
一人ひとりに合わせた支援:背景や性格、置かれている環境に応じて対応を調整します。
変化と自己理解の促進:行動や考え方の変化だけでなく、自己理解の深まりも重視します。
如月心理相談室では、モラルハラスメントやトラウマを専門として、臨床心理士が対応しています。
臨床心理士になるには
臨床心理士を目指す場合、主に以下の流れをたどります。
(1) 主に心理学系の学部で基礎を学ぶ
多くの人は心理学系の学部で学び、心の働きや支援の理論を身につけます。
(2) 大学院での専門教育
心理臨床を専門とする大学院で、実習・研究・講義を通して高度な知識と技術を習得します。
(3) 臨床心理士資格試験の受験
修了後、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が実施する試験を受験し、合格すると資格を取得できます。
(4) 継続的な学び
臨床心理士の資格は5年更新制で、資格取得後も研修やスーパービジョンを通じて知識や技術を更新し続けます。
まとめ
臨床心理士は、心理学の知識と実践的な技術を駆使して、心のケアを行う専門家です。
如月心理相談室では、臨床心理士が安心できる環境に気を配り、ご相談者様一人ひとりに合わせたカウンセリングを提供しています。
もし心の不調や人間関係の悩みでお困りでしたらご相談ください。
参考文献・関連リンク
公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会
一般社団法人 日本臨床心理士会
2025年8月12日
如月心理相談室 代表 深谷 篤史
(臨床心理士・公認心理師・認定専門公認心理師®・EMDR臨床家資格・SE™プラクティショナー)



