2024年9月の如月心理相談室の様子をお伝えします。
如月心理相談室では、9月も通常通り、対面とオンラインにてEMDRを中心としたトラウマセラピーによるカウンセリングを行いました。
研修会や講演会の講師活動では、9月5日にこども家庭庁主催の令和6年度アウトリーチ(訪問支援)研修で「不登校・若年層ひきこもり支援におけるアウトリーチとケースマネジメント」という演題で登壇させていただきました。また、9月7日は東京都主催の令和6年度ひきこもりでお悩みのご家族向け家族セミナーにて「生きづらさやひきこもりの背景にあるトラウマの理解とケア 」という演題で登壇させていただきました。少しでもお役に立てていれば幸いです。
学術活動では、9月22日~9月23日に開催された第1回日本外来精神医学会学術総会の日精診研究助成事業(田中健記念研究助成後継事業)2023年度研究・調査助成部門及び2024年度実践活動奨励賞部門対象者発表会にて発表いたしました。
2023年度研究・調査助成部門では「マインドフルネスが不登校・ひきこもり支援における訪問支援者の感情調整に与える影響の検討」という実験研究の発表をいたしました。また、2024年度実践活動奨励賞部門では「不登校・ひきこもり支援のアウトリーチスキルを向上させるための普及活動および調査研究に基づいた「訪問支援補助シート」の作成」というテーマで受賞し、発表いたしました。
引き続き研究活動にも携わっていきたいと思います。
9月29日は、東京EMDR開業者協会(TAPPE)主催の「困難事例のEMDR公開コンサルテーション」の運営として参加いたしました。
運営の立場ではありましたが、私自身勉強させていただきました。
9月15日は日本公認心理師協会主催の「2024年度第1回専門研修Ⅱ」を受講して修了し、日本EMDR学会認定のEMDR臨床家資格の更新を終えました。
EMDR臨床家資格の有効期限は2026年9月30日までです。
それでは10月もお待ちしております。
2024年9月30日
如月心理相談室 代表
深谷 篤史(臨床心理士・公認心理師・EMDR臨床家資格・SE™プラクティショナー)
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